ブータンへ行くには
ブータンの空の玄関口はパロになります(首都ティンプーから車で90分)。パロに発着するのは国営のドルック航空とブータンエアーラインズの2社のみで、ブータン以外の外国籍航空会社就航はありません。日本からブータンへの移動は、便数の多さ、所要時間の短さ、渡航手続きの安易さからバンコクを経由するのが一般的です。パロ空港は山岳地帯にあり、以前より数は少なくなりましたが、天候等の影響で遅延・欠航等の場合があります。
ドルック航空 (KB)
就航区間 |パロ・バンコク・デリー・コルカタ・カトマンズ・バグドグラ・グワハティー・ガヤ等
主要機材 |エアバス319
ブータン国営のドルック航空は、1981年創業・1983年運航を開始した、一国のフラキングキャリアーとしては新しい航空会社です。ドルックとは竜の意味で、ブータンの象徴、国旗にもデザイン化されている雷竜からきています。
日本人の利用の多いバンコク~パロ間は、1日1~2便運航されています。ノーストップ直行便もありますが、途中インドのグワハティー・バグドグラ・ガヤ等を経由する便もあります。往路のバンコク発は、早朝便と午後便のパターンがあります。復路はパロ発午前便と夕刻便のパターンがあります。おおよその時間帯の目安は下記のとおりです。
ドルック航空スケジュールは、曜日・時期により流動的です。アマデウスやインフィニに表示されるスケジュールは正確ではありません。使用機材のエアバス319は、ジェット機としてはかなり小さい機種なので、シーズン・お祭りの時期はかなり早い時点で満席となります。
往路
バンコク発早朝便の運航時間の目安 バンコク AM05:00頃発・パロAM08:00頃着
バンコク発午後便の運航時間の目安 バンコク PM14:00頃発・パロPM17:00頃着
復路
パロ発午前便の運航時間の目安 パロ AM08:00頃発・バンコクPM14:00頃着
パロ発午後便の運航時間の目安 パロ AM16:00頃発・バンコクPM22:00頃着
*上記はあくまでも目安で、実際にはかなり前後する場合があります。
*午前便・午後便の両方が運航される日もありまし、どちらか1本の日もあります。
*バンコク発早朝便には、多くの場合、日本発深夜発・バンコク着早朝 (TG-661羽田~バンコク等)からは接続しません。
ブータンエアーラインズ (B3)
就航区間 |パロ・バンコク・デリー・コルカタ・カトマンズ等
主要機材 |エアバス319
2011年国内線2路線の運航を皮切りに、2013年コルカタ経由でバンコクへの就航をはたした、ドルックに次ぐブータン第2の航空会社です。その後デリーやカトマンズに路線を広げ、ブータンへの国際線は恒常的に混雑していましたが、大分改善されました。日本人がよく利用するバンコク~パロ間は1日1便コルカタ経由で運航されています。おおよその時間帯の目安は下記のとおりです。
往路
バンコク発運航時間の目安 バンコク AM06:30頃発・パロAM10:00頃着
復路
パロ発運航時間の目安 パロ AM10:30頃発・バンコクPM16:00頃着
*羽田等深夜発・バンコク早朝着のタイ航空便とは時間的には接続します。但し受託手荷物の引き受け契約で、出発地から目的地まで直接送る事ができませんのでご注意ください。
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バッゲージスルー(出発地で預けた荷物の最終目的地での受取り)扱い
ドルック航空とタイ航空 | 往路・復路とも出発地で預けた荷物を目的地まで送る契約があります。 (往路日本からパロ・復路パロから日本) |
ドルック航空とタイ航空 以外の航空会社 |
往路・復路とも出発地で預けた荷物を目的地まで送る契約がありません。 |
ブータンエアーラインズと 全ての航空会社 |
各社との間にバッゲージスルーの契約がありません。但し非公式な対応ですが、事前にリクエストをしておくと、ブータンエアーラインズのバンコク地上係員が到着便からお客様の荷物を探し、荷札の張替(Re-Tag)を行い接続便に乗せ換えてくれるサービスがあります。発地空港でのタッグ目的地はバンコク、バンコクで乗継便のタッグが渡される事はありません。 |
その他の注意事項 | *バンコクでの最少接続時間(MCT)は75分です。 *荷物のスルーチェックインが出来る場合でも、乗継便搭乗手続き(搭乗券受け取り)はバンコク空港内トランジットカウンターにて行っていただく必要があります。 *バンコクで荷物を引き取り再チェックインする場合、タイ入出国手続きを行っていただく必要があるため、接続時間が4時間程度以上必要です。 |